アフターマス

オリジナル曲
VOCALOID
初音ミク
民族音楽風
電子音

アフターマス

終末戦争を逃げ延びたロボットたちが、自分たちの歌を遺そうとする話。
初音ミク「マジカルミライ 2018」楽曲コンテスト 準グランプリ受賞作。

収録 CD

該当なし

歌詞

クリックして表示 揺らいだ視界が語る
遠くもない過去の話

最後に聞こえた声は
嘆きと悲鳴と諦めの言葉

空が唸り
土が燃えて
星を静寂に没めた

頬を伝う黒い雨だけが
大地を叩く音を鳴らす

残された追憶たちの緩やかな終幕
錆びついた語り部たちのエピローグの続き

いずれ全て塵に還る
やがて終わりゆく運命

営みの灰だけが
雨に湿るこの場所で

いつかまた空に描く
降り注ぐ光を
溢れる命を

この想いを歌にしよう

軋む身体を震わせ
仮初めの魂が叫ぶ音で紡ぐ調べ

地の果てで生まれたささめきの歌
それはまだ小さな欠片に過ぎないけれど

地の果てに芽生えたおぼろげな夢
いつの日か未来にこの歌が届きますように